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奉仕の基盤

奉仕でリーダーシップを

ライオン デニス・ドゥーラン 2021 年 03 月 17 日
アンバサダーのルイス・ガレゴス(スペシャルオリンピックス・インターナショナル)、トム・ゴーマン(スペシャルオリンピックス・ブラジル)、ファビオ・デ・オリヴェイラ(ブラジルから参加したライオン)

スペシャルオリンピックスのリーダーシップ・アカデミーで影響力を発揮するライオンズ

「アカデミーに通ったことで、自分がやろうと決めたことは、どんなことがあっても最後までやり抜こうという決意が一層固くなりました」– プラケシュ・ラス、スペシャルオリンピックス・バラット=オディシャ地域ディレクター

ライオンズクラブ国際財団(LCIF)とスペシャルオリンピックスは パートナーシップを締結して小さなことから活動を始め、やがて「奉仕を行うことでリーダーシップを身につける」という世界共通のビジョンを共有する、数々の賞を受賞したプログラムを作り上げました。スペシャルオリンピックス・リーダーシップアカデミーは、スペシャルオリンピックスの組織内で各国組織および地域組織のリーダーがスキルを育てることを支援する一連の研修ワークショップで、パートナーシップの焦点の核心である「ミッション・インクルージョン」(インクルージョンという使命)をテーマとしています。

このワークショップは、革新的な「アカデミー・フォー・オール」というバーチャルの開催形式を導入して新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックの中でも継続され、2020年には300人以上のリーダーが参加しました。それ以前の、2019年末までのワークショップには111か国から、36人の知的障がい者を含む430人の参加者が集まりました。

アカデミーに通ったことで、自分がやろうと決めたことは、どんなことがあっても最後までやり抜こうという決意が一層固くなりました。

ライオンズクラブ国際協会のリーダーたちが、人々の心を揺さぶる基調講演を行い、アカデミーのワークショップは開始早々から熱気あふれるものになりました。アカデミーに参加したのは多くが志願してその場に集まった人々でしたが、そんな参加者は基調講演を聴いて、LCIFとスペシャルオリンピックスとの「ミッション・インクルージョン」パートナーシップに命が吹き込まれたと感じました。そしてワークショップは驚くほどの成果をもたらしました。インドのデリーで最初のワークショップが開催されてから6年間で、スペシャルオリンピックスのリーダーたちは、組織のあらゆるレベルで有効なかなりの能力を身につけたので、アカデミーで学んだことを応用し、511もの国家政府や地域の組織と新たにパートナーシップを結びました。

ライオンズクラブ国際協会の各地区および複合地区は、カイロ、ルサカ、コルカタ、メキシコシティ、リオデジャネイロ、上海など世界中の都市でアカデミーワークショップの開催を支援してきました。2018年にコルカタで開催されたワークショップは、ライオンズクラブ国際協会の322複合地区とスペシャルオリンピックスとの見事なパートナーシップの素晴らしい一例です。

知的障がい者の権利と能力を擁護する活動を長年続けてきた、元国際理事のAP・シンは、スペシャルオリンピックス・バラットと連携し、コルカタアカデミーの成功と運営に貢献しました。参加者を歓迎する祝賀晩餐会では、先駆的リーダーである、元国際理事ならびにLCIF理事のアルナ・オスワルが開会の挨拶を行いました。彼女はインド全土や世界各地で、スペシャルオリンピックスとLCIFのパートナーシップの拡大を、先頭に立って支援しています。

もうひとつの素晴らしい例は、ワシントンDCで開催されたワークショップで、パートナーシップの世界的な拡大に貢献したアル・ブランデル元国際会長が基調講演を行ったことです。彼はまた、チャンピオン・ライオンズクラブ制度の導入にも重要な役割を果たしています。この制度は、地域のスペシャルオリンピックス組織を支援し、知的障がい者を個人の会員としてクラブに関与させる、スペシャルティクラブのモデルです。

アル・ブランデル元国際会長

アル・ブランデル元国際会長

リーダーシップ・アカデミーを通じて進めている、LCIFとスペシャルオリンピックスとのパートナーシップが及ぼした影響の例は、何百もあります。アフリカで開催されたワークショップに参加したレオ、ターニャ・ンズヴェンゲンデは次のように話します。「これまで近づきがたいと思っていた人たちと、私は関係を築くことができました。リーダーシップのスタイルにはさまざまなものがあることを理解したうえで、それに合わせて自分のスタイルを柔軟に変えていけることが大事なんだと理解できるようになりました。また私はこのことを、自分の地区や他の地区のレオたちと一緒に実践していますが、これまでに築いてきた関係には、驚かされるばかりです」その結果、レオ ンズヴェンゲンデは、2018年にラスベガスで開催されたライオンズクラブ国際協会の地区ガバナーエレクト研修で、ファシリテーターの1人に選ばれました。

スペシャルオリンピックス・アフリカの一員である、レオ ターニャ・ンズヴェンゲンデ

スペシャルオリンピックス・アフリカの一員である、レオ ターニャ・ンズヴェンゲンデ

もうひとつの例は、ブラジルで開かれた、州レベルの7つのスペシャルオリンピックス大会に関して、初出場の選手の人数が40%増加したことです。これは、2017年7月にリオデジャネイロで開催されたアカデミーワークショップで、ブラジルのライオン、ファビオ・デ・オリベイラが講演し、さらに一連の討論会にも参加した翌年のことです。スペシャルオリンピックスでの奉仕活動を通じたリーダーシップの構築において、LCIFとライオンズクラブの複合地区がけん引役を果たすという強さが今までになく顕著に表れたのが、この1年間でした。ですから、LCIF理事長グドラン・イングバドターが2020年10月に初めてのオンライン形式のワークショップ「アカデミー・フォー・オール」を立ち上げたのは、タイムリーな取り組みでした。

オンライン形式で行われた「アカデミー・フォー・オール」でLCIFロゴとスペシャルオリンピックスのロゴを背にして参加者に語り掛ける、LCIF理事長グドラン・イングバドター

オンライン形式で行われた「アカデミー・フォー・オール」でLCIFロゴとスペシャルオリンピックスのロゴを背にして参加者に語り掛ける、LCIF理事長グドラン・イングバドター

イングバドター理事長は次のように語ります。「LCIFは誇りを持って、スペシャルオリンピックスのリーダーシップ・アカデミーを支援しています。実際、ライオンズクラブ国際協会とLCIFは地域社会でのリーダーシップを非常に重視しており、私たちのクラブと会員は200か国において、最も助けを必要としている人々に救いの手を差し伸べる奉仕を行っています。おそらく今世界は、かつてなかったほどに、スペシャルオリンピックスとライオンズクラブ国際協会が提供する地域社会のリーダーシップを必要としているのではないでしょうか。そのために、またその他の理由からも、世界中の地域社会に影響を与え続けている、私たちの『ミッション・インクルージョン』パートナーシップを支援していることを、私たちは誇りに思います」

昨今の非常に困難な時期に、スペシャルオリンピックスのグローバルファミリー全体という多くの人々を支援するためには、LCIFのリーダーシップは不可欠なものとなっています。ライオンズクラブの会員とレオたちは、オンラインでのエンゲージメント、コーチング、つながりの構築を積極的に行い、スペシャルオリンピックスの活動でレジリエンス(回復力)、変化、忍耐といった重要なテーマを推進するのを支援しています。

課題は残るものの、スペシャルオリンピックスのリーダーシップ・アカデミーに、LCIFの心からの支援、事業への参加、コラボレーション、パートナーシップが加わることで、世界中の地域社会にインパクトを与え続けられることには疑いの余地はありません。そのインパクトは 知的障がい者やその家族をはるかに超えて、社会のすべての人に、奉仕を通じたリーダーシップの価値を証明します。LCIFはこれからも、明日のリーダーの育成に注力する方針を継続し、ライオンズクラブ国際協会とライオンズクラブ国際財団(LCIF)は、この新しい市場で果たす重要な役割の存在感をますます強めます。次のことは何にもまして明らか、または切迫しています。それは、ニーズがあるところに、ライオンズがいる ことです。

LCIFとスペシャルオリンピックスとのパートナーシップの詳細は、こちらをご覧ください


ライオン デニス・ドゥーランはスペシャルオリンピックス・インターナショナルで、組織の向上に関する部門の責任者を務めています。

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