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レオ流で徹底的な大改造

レオ エレオノーラ・フレシア 2月 15, 2021
徹底的な大改造事業のためにロナルド・マクドナルド・ハウスの外に集まった108複合地区のレオ

今回披露するのは、苦労したり思いどおりにいかなかったりしても、決してあきらめずついに成功したというお話です。レオ108複合地区イタリアのストーリー、レオ流の奉仕事業「徹底的な大改造」です。

しかしこのときは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)が実は始まっていて、そのためにこの事業が苦戦を強いられることになるとは夢にも思いませんでした。

レオ・ヨーロッパ・フォーラム(LEF)では毎年、ヨーロッパ各地から参加したレオたちが力を合わせて、開催地の地域社会を対象とした奉仕事業を行っています。2020年のLEFはイタリアが主催することになり、私たちはローマにあるロナルド・マクドナルド・ハウス(イタリア語でカーザ・ローナルド)での奉仕事業を企画しました。

ロナルド・マクドナルド・ハウスと連携して進めるこの事業を選んだ理由は、この施設がイタリアでも国際的にも、医学的な治療を受けるためにローマに長期滞在しなければならない子どもを持つ家族を支援するものだったことと、この施設の庭は再開発が本当に必要な状態だったことです。

新型コロナのパンデミックのさなかにLCIFのレオ交付金を活用
私たちは当初から、介入が必要な範囲を見極めつつ、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)から支援を受けて事業を成し遂げることはできないだろうかと考えていました。そこで2019年、当時レオ108複合地区イタリアのLCIFコーディネーターを務めていたレオのウォルター・マヴィカに支援を求めたところ、クラウディア・バルドゥッツィ(会則地域4リジョンGのLCIFエリアリーダー)、カルロ・ビアヌッチ(ライオンズ108複合地区イタリアのLCIFコーディネーター)の両名と一緒に、LEF運営チームが事業案の明確な目標と介入すべき領域を定義するのを手助けしてくれました。

ローマ近郊の町パリドロにあるカーザ・ローナルドの利用者全員に前向きな変化をもたらせるというアイデアに、私たちは非常に興奮しました。そして2020年1月、ライオンズクラブ国際財団に提出する事業案を詳細まで仕上げるために、私たちはこの施設を実際に訪れました。しかしこのときは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)が実は始まっていて、そのためにこの事業がすぐに苦戦を強いられることになるとは夢にも思いませんでした。

次善策を考え出して柔軟に対応
COVID-19の第一波の影響がイタリアだけでなくヨーロッパ全土に及んでいることを認識した私たちは、8月にLEFを開催するのは無理だという諦めに達しました。つまりLEFで実施するはずだったアクティビティは、奉仕事業を含めてすべて中止ということになります。

言うまでもなく、この事実は私たちにとって納得できるものではありませんでした。私たちが組織として存在する理由があるとするなら、それは人助けのために奉仕することです。私たちはすぐに、どうにかしてこの事業を実現させる方法を探そうということで合意しました。

私たちが最初に遭遇した懸案事項は、COVID-19により当初計画されていたパリドロのカーザ・ローナルドが事業に参画できなくなったことでした。代わりにパリドロのカーザ・ローナルドは、ローマの中心部により近いベッロズグアルドの同施設で奉仕することを私たちに提案しました。私たちはその施設で、すでに小さなことで協力した実績があり連絡を取っていましたし、そこの庭を造成し直すのにも支援が必要だったからです。パリドロのカーザ・ローナルドよりもむしろ事態は深刻だと考える人もいたほどです。

2番目の懸案事項は、奉仕事業の実施時期を決定することでした。これについては、レオ・ヨーロッパ・フォーラムの短縮版とも言えるイベントを開催した際に対処しました。COVID-19感染の第一波が落ち着いたことと、その後数カ月の見通しを考慮すると、今回計画しているイベントは9月下旬なら開催できそうだという可能性が見えてきました。これは完璧な取り合わせでした。その頃の天候はまだ、イベントを開催するにはちょうど良く穏やかでしょうし、現地に集まれるヨーロッパのレオの人数も十分確保できそうだったからです。

複合地区協議会の承認を得てから、奉仕事業コーディネーターのレティツィア・ヴァネッリ、 私たちの複合地区の元LCIFコーディネーター、ウォルター・マヴィカ、新任のレオLCIFコーディネーターであるマルティナ・チェリオーニの3人と協力して私たちは事業案を準備し、承認を得るためにライオンズクラブ国際財団に提出しました。私たちの夢を実現することを願い、誰もが懸命に働きました。特に、不確実な時代の中で働いているということを私たちは承知していたからです。新型コロナウイルス感染症は終息の兆しが全く見えなかったので、私たちは状況に応じて計画を随時変更するつもりでいました。

私たちの判断は結果的に正しかったのです。イタリア国内でCOVID-19の感染者数が再び増え始め、2回目のレオ・ヨーロッパ・フォーラムの開催は中止せざるを得なくなりました。さらにはイベント当日、会場に来てもらうボランティアの数も制限することになりました。どちらも、イベント参加者とカーザ・ローナルドの利用者の安全を考慮しての措置でしたが、そのために事業の運営はますます複雑になりました。

ロナルド・マクドナルド・ハウスで実地作業
続いて私たちは、もともと50人のボランティアが担当する計画だった作業を15人で終わらせるという課題に直面しました。しかしレオはご存じのように、簡単に諦めたりはしません。

事業の実施日を悪天候のために延期したこともありましたが、2020年10月10日、大変うれしいことに私たちの夢がとうとう実現しました。これは恐らく、US$5,000のレオ交付金を獲得したことからレオ複合地区が寄付金を追加してくれたことに至るまで、大勢のイタリアのレオたちとLCIFのおかげです。この日は本当に特別な1日になりました。

ロナルド・マクドナルド・ハウスの庭に植物を植えるレオ

ロナルド・マクドナルド・ハウスの庭に植物を植えるレオ

イベントを開催するに当たって、屋外用家具を新たに購入または組み立てを行い、壁はいったんはがして補修してから塗り替えました。また、施設の玄関には新しい花を植えて模様替えし、庭にも新しい植物を植えたりプランターを置いたりしました。その日の終わりには、私たちはくたくたな上にペンキまみれになりましたが、マスクをしていてもみんな笑顔になっているのが分かりました。私たちは作業の成果と、このような素晴らしいプロジェクトを大勢の友人と共有できたことに大満足でした。

ロナルド・マクドナルド・ハウスの外壁にペンキを塗るレオ

ロナルド・マクドナルド・ハウスの外壁にペンキを塗るレオ

奉仕作業はすべて、安全基準を厳格に順守したうえで行いました。マスクは作業中常時着用、除菌ジェルを現場に配置し、作業の参加者には全員、現場に到着した時点で検温が行われました。また、カーザ・ローナルドの利用者と直接接触することは禁止されていましたが、庭の様子が一変したことに気づいた子どもたちが喜んでいる姿を見届けることはできました。そして、子どもたちは感謝のしるしにと、私たちに絵を贈ってくれました。私たちはこの絵をずっと大事にします。

学んだこと
今回の事業は変更を余儀なくされたことが相次いで、全部の変更点を思い出すのが難しいぐらいです。当初の計画を断念したときにがっかりしたか?  物事が「正しい」方向に進まなかったときに挫折感があったか?  何か変更があるとそのたびに承認を取り直して実行に移すのは、時間に追われている感じがしたか?  計画を投げ出したいと思ったことはあったか?  ここまで挙げた質問の答えは全部「イエス」です。また、さまざまな資材が必要になりそれを発注することにも、かなり高いハードルがありました。レティツィアも私も、この先何年も、このことが夢に出てうなされるでしょう。それでも今回の事業をやり遂げることができたことを、私たちはとても誇りに思います。

イタリアのレオの皆さん全員には、特に感謝しています。また、次の人々や団体にも、ここで特別な謝意を伝えます。レティツィア・ヴァネッリ、シモーネ・グイドッティ、マルティナ・チェリオーニ、ウォルター・マヴィカ、フランチェスコ・ペレッラとティヴォリ・ホスト・レオクラブのレオの皆さん、ローマ・パリオーリ・レオクラブ、ローマ・マーレ・レオクラブ、ローマ・マルコ・アウレリオ・レオクラブ、サバウディア・サンフェリーチェ・チルチェオ・ホスト・レオクラブ、チヴィータヴェッキア・サンタ・マリネッラ・レオクラブ、ローマ・パリオーリ・ニュー・センチュリー・ライオンズクラブの会員の皆さんです。皆さんの支えがなければ、このストーリーは実現できなかったでしょう。

私たちはほんの少しですが世界を変え、人々の人生に変化をもたらすことができました。ニーズがあるところには、ライオンだけでなく、レオもいるからです。

ヨーロッパのレオが開設したウェブページをどうぞご覧ください。またニュースレターでは、ヨーロッパで奉仕を続けているレオに関するほかのストーリーもお読みいただけます。


レオ エレオノーラ・フレシア は、サヴォナ・トレッタ・レオクラブのメンバーで、2020年度はレオ・ヨーロッパ・フォーラム(LEF)会長を務めました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、世界中の地域にさまざまな影響を与えています。私たちがどこにいても安全に奉仕できるようにするため、ライオンズは疾病管理センター、世界保健機関、または地方自治体のガイドラインに従う必要があります。あなたの地域で安全に奉仕するために役立つ情報ページ安全に奉仕するためにをご覧ください。