マラウイにあるゾンバ・ライオンズ・視力ファースト眼科病院(Zomba Lions Sight First Eye Hospital)は、単に眼疾患の診断や治療を行うだけでなく、人々の人生を変えています。
病棟の改修、新しい機器の導入、啓発イベントの開催を積み重ねることで、この地域社会は、予防できる失明に苦しむ人のいない未来へと一歩ずつ近づいています。
この眼科病院はライオンズの尽力により2009年に設立され、400万人以上の人々に医療サービスを提供しています。 ところが近年、病院の施設のあちこちに老朽化の兆候が表れてきました。シロアリによる被害をはじめ、2023年の壊滅的なサイクロン・フレディなど激甚な天災により、屋根は崩壊寸前の状態となり、何か手を打たない限り、白内障手術や緑内障治療といった重要な医療サービスの継続が危ぶまれる状況でした。そこで412-B地区のライオンズは、治療ができなくなる事態を防ぐために行動を起こしました。
ライオンズクラブ国際財団(LCIF)から219,325米ドルの視力ファースト交付金を受け、ライオンズは同眼科病院の大規模な改修工事を主導しています。改修内容は、屋根の葺き替え、配管および電気系統の改修、そして診断や手術のレベルを高めるための最新機器の導入などです。

こうした改善の効果はすでに出ています。2023年にこの事業が開始されて以来、同病院では2万件以上の外来診療を行い、2,300件以上の白内障手術を実施しました。また、治療を怠ると回復不能な失明につながる恐れのある緑内障や糖尿病性網膜症についても、患者へのケアを拡充させています。
さらに、地元のライオンズクラブによる視力ケアへの貢献は、同眼科病院の外にまで広がっています。ライオンズクラブは、遠方から来院して治療を受ける余裕のない人々が、より身近な場所で眼科医療を受けられるよう、視力検査の実施や啓発キャンペーンを主導しています。

2025年10月9日の「世界視力デー」には、ライオンズは地元の関連機関と提携し、従業員や地域住民を対象とした視力検査と、視力保護に関する啓発活動を行いました。さらにマラウイ大学では、糖尿病啓発イベントを開催し、糖尿病が失明につながる場合もあることを参加者に伝えました。こうしたアウトリーチは、患者の病状が悪化する前に発見し、必要なケアへとつなげるのに役立ちます。
病棟の改修、新しい機器の導入、啓発イベントの開催を積み重ねることで、この地域社会は、予防できる失明に苦しむ人のいない未来へと一歩ずつ近づいています。
視力保護に対するLCIFの揺るぎない決意
視力ファーストは30年以上継続した取り組みで、世界中のライオンズ、医療従事者、そしてパートナーが、予防可能な失明と闘い視力障害を抱える人たちを援助するための後ろ盾となってきました。このプログラムで人生が変わった受益者は、5億4400万人を超えています。こうした成果を称え、この重要な取り組みを続けようという私たちの思いは変わりません。LCIF視力交付金プログラムと名称を改め、さらに何百万という人たちに、より明るい未来を提供しようという思いを新たにしています。

ライオンズとレオの視力保護に関する奉仕について、LCIFが支援している現状をlionsclubs.org/vision-grantでご覧ください。
シェルビー・ワシントンは、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)のコンテンツスペシャリストです。