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ライオンズ理事会メンバーとしての一年間を振り返って

カイル・ボウティリア 2019 年 09 月 18 日

一年ほど前、私はラスベガスでのライオンズクラブ国際大会に出席するため荷造りをしていました。そのときの私には、新任の二人のレオライオン理事会リエゾンの一人として何を期待すべきなのかわかりませんでした。今、こうして任期を振り返ってみると、レオライオン理事会リエゾンとして共同でその任を務めさせていただいたことは、私の人生において最高の栄誉であり誇りであります。

この一年間、レオライオン理事会リエゾンを務めさせていただく傍ら、様々な都市で開催された4回の理事会会議に出席する機会を得ました。それぞれの会議で得たものは少しずつ異なりましたが、私の意見や考えはいつも理事会メンバー全員に温かく受け入れられました。また、メンバー一人ひとりが持つ幅広い知識と寛容な姿勢に感銘を受けました。

どのフォーラムでも、レオクラブ・プログラムの多様性と力強さに強い印象を受け、自分のコミュニティに戻って奉仕する力をもらいました

今年度、私は光栄にも会員増強委員を務めさせていただきました。私たちは、レオ、若手ライオン及びレオライオンとよく話し合うことと、彼らに対応する最善の方法に焦点を当てました。こうした決意の結果、私たちは、レオライオン向けの会員特典として考えられることや若者向けの勧誘戦略、レオ、若手ライオン及びレオライオンを対象とする指導力育成の機会について話し合うことができました。アンケートとフォーカスグループを通じて、私たちは、現行のレオライオン会員プログラムの強化が、レオにとって重要な特典を伴う会員移行の経路を提供すると判断したのです。

学習フォーラム
私は、米国/カナダ・レオ・フォーラム、ラテンアメリカ・カリブ海レオ・フォーラム(ELAC)、米国/カナダ・ライオンズ・フォーラム、OSEAL レオ・フォーラムに参加しました。それぞれのフォーラムで、世界中のレオと会い、フォーカスグループを通じて彼らの意見やアイディアに耳を傾け、それぞれの国や地域のレオが置かれている固有の状況について理解を深める機会を得ました。これらのフォーカスグループによって、レオからライオンへの移籍や会員特典、指導力育成について貴重な洞察をすることができました。

各フォーラム組織委員会は、私たちを温かく歓迎し、整然かつ楽しいフォーラムを開催してくれました。また、フォーカスグループの開催や貴重な意見の収集に協力してくださった若手ライオン及びレオ課の皆さんにも感謝します。ライオンズクラブ国際協会が運営できるのは、オークブルックのスタッフの皆さんの一丸となったご支援と熱心な取り組みがあるからなのです。

たくさんの素晴らしい思い出
レオ・フォーラムでの体験を振り返ってみると、北米中からやってきたレオたちとマンハッタン中心部を探索したこと、ラテンアメリカのレオたちと朝の5時まで踊り続けたこと、OSEAL のレオたちとチーム構築活動に取り組んだことなど、思い出に残る場面がいくつも浮かんできます。

また、各フォーラムの奉仕事業にも感動しました。ニューヨークのレオたちは、地元の退役軍人グループと奉仕事業を企画しました。ウルグアイでは、私たちはライオンズクラブ国際財団レオ交付金を使ってコミュニティセンターの再建を支援しました。そしてマレーシアでは、レオたちは様々な事業から選択することができ、私はメンタルヘルス(心の健康)に焦点を当てた事業に参加しました。どのフォーラムでも、レオクラブ・プログラムの多様性と力強さに感銘を受け、自分のコミュニティに戻って奉仕する意欲が高まりました。

さらに忘れがたい体験
12月に、私は国際レオ・デーの三カ国語(英語、フランス語、スペイン語)による意見交換会に参加しました。それは、この素晴らしい日を祝う最高の方法で、私はレオ・ビデオコンテストに出展された素晴らしいビデオに感動しました。

3月には、ニューヨークで開かれた国連ライオンズ・デーに出席しましたが、そこでは奉仕事業のアイディアを売り込むレオたちの話に耳を傾ける機会を得ました。またレオたちは、国際女性デーの支援の一環として、女性保護施設の奉仕事業にも参加しました。

個人的には、私はオンタリオ州ロンドンの学生と若手実業家向けに、ウェスト・ロンドン・ライオンズクラブという新クラブの結成を手伝いました。意外かもしれませんが、会員の平均年齢20歳の従来型ライオンズクラブです。若者たちはライオンズの一員になることを望んでいますが、私たちは彼らに、自分たち自身のクラブを運営し独自の取り組みを始める機会を与えるべきです。3月にクラブのチャーターナイトに出席してくださったグドラン・イングバドター元国際会長と、その夫であるヨン・ソルステインソン元国際理事に感謝します。

最後に、第1回カナダ若手ライオンズ・リトリートは、カナダ全土から関心を抱く33名の若手ライオン及びレオ(16歳から40歳)が参加し、ワークショップや奉仕、親睦を深める素晴らしい週末となったことをご報告します。リトリートの目標は、若手ライオンとレオに力を与え、より多くのクラブを結成して会員を増強することです。

まとめ及び謝辞
ライオンズの理事会の一員としての一年は、まさに一生に一度の体験でした。ライオンズの最高レベルのガバナンスで、このようにレオ及び若手ライオンを代表する機会をいただき、胸がいっぱいです。レオライオン理事会リエゾンの役職は、私のものではありません。皆さんのものです!国際理事会は、30万人のレオ及び若手ライオンに呼びかけました。この画期的な役職を設けてくださったグドラン・イングバドター元国際会長に感謝します。今後この役割がどのように発展していくのか、目の当たりにする日が待ち遠しくてなりません。

理事会の仲間、国際協会スタッフ、レオ・フォーラムの主催者、そしてもちろん、レオ及び若手ライオンの皆さんの、この一年間の温かいご支援とご協力に感謝します。

私たちの組織のレオ及び若手ライオンの声は、本年度新たに任命されたレオライオン理事会リエゾンであるポッター・カ・カイ・フォン及びシャヘンダ・レファトとともに、引き続き国際レベルで届けられます!


カイル・ボウティリアは、カナダ・オンタリオ州出身のレオライオンで、ライオンズクラブ国際協会の2018年~2019年度理事会で最初のレオライオン理事会リエゾンの一人を務めました。