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エリン・キャスディン 2020 年 03 月 28 日
写真提供/ハンノ・ケッペル

ドイツのライオンズは、人生にはできるだけ多くの魔法の瞬間があるべきだと考えています。魔法の瞬間を体験することで、困難な時でも強い精神力と希望を持ち続けることができるからです。

ライオンズが病気の子供たちを、お気に入りのスーパーヒーローに変身させました
ブラウンシュヴァイク小児がん病棟(K5)の9人の子供たちのために、ブラウンシュヴァイク・ライオンズクラブがこのプロジェクトを実現しました。ライオンたちは、イタリアの写真家でビジュアルアーティストのジョシュ・ロッシ氏のアイデアを基に、「私たちのスーパーヒーロー」プロジェクトに取り掛かりました。

「このプロジェクトは、今回変身した子供たちだけでなく、同じ病気と闘う人々を笑顔にして、彼らの内なる強さを示すものでした」とロッシ氏。

ロッシ夫妻は衣装デザイナーと協力し、映画「ジャスティス・リーグ」のヒーローたちそのもののコスチュームを病気や障害のある子供たちのために製作しました。子供たち一人ひとりに合わせて、変身するヒーローが選ばれました。

Merle as ladybug

「このプロジェクトのビデオに大変感銘を受けた私は、ブラウンシュヴァイクでもこれを実現したいと思いました」と、ライオンのマイケル・シュヴァルツ氏が言います。

ライオンたちは写真家、ビデオ撮影者、メイクアップアーティストを雇い、丸一日をかけて子供たちをそれぞれのお気に入りのスーパーヒーローに変身させました。撮影後、編集して特殊効果を追加した写真をキャンバス(60 x 90センチ)に印刷しました。

Tristan as Thor

スペシャルセレモニーで9人の子供のうち7人にこのキャンバスを贈呈した後、ブラウンシュヴァイク消防署の消防士の恰好をしたライオンズが登場し参加者を驚かせました。

「スーパーヒーローと言えば、消防士を忘れるわけにはいきません」とブラウンシュヴァイク・ライオンズのダニエル・シュタインケさんとデトレフ・オームズさん。

Jill as Supergirl

セレモニーに続いて、ライオンズはスーパーヒーローたちとその家族、医師、プロジェクト関係者全員を、プライベートジェットでのブラウンシュヴァイクの遊覧飛行に招待しました。

「感謝の言葉もありません」とシュヴァルツさんは言います。「子供たちの魔法の瞬間のために、誰もが全身全霊でプロジェクトの実現に取り組みました。」


エリン・カスディンは、ライオン誌の上級編集者です。