恩返しをすれば明るい未来が見える

Madeleine Miller, ABC 3月 15, 2018
Olongapo City
Philippines

Our eyes are our guide along life’s journey. And I’m living proof that clear vision leads to a brighter future.

レオクラブ会員がそれぞれの地域社会で行っている奉仕活動が誰かの人生を一変させる場合があります。そのような活動を紹介するため、レオクラブ・プログラムは、国際レオ・デー・ビデオ・コンテストを主催しています。3回目を迎える今年は、若い会員に、奉仕の内容とその活動を行っている理由を共有してもらいました。

2017年は#YOUthSERVEをテーマとして、「糖尿病」「環境」「飢餓対策」「小児がん」「視力」の5つの奉仕分野でどのような奉仕活動をしたのかを紹介するビデオを募集しました。

3位に入賞したオロンガポシティ・レオクラブのビデオは「視力」についてでした。ビデオでは、フィリピン・サンバレス州オロンガポシティ出身の21歳の女性、キンバリー・メイ・キャプヴァンさんのストーリーを紹介しました。キンバリーさんは、ものをはっきり見ることができないため人生における希望を全て失っていました。しかも、眼鏡を買うお金もありませんでした。

キンバリーさんは当時を思い出しながらこう話します。「9歳のときからとてもつらかったです。特に学校では、黒板に書いてある字がよく読めるようにいつも黒板のそばに座らなければならなかったし、夜になると、近視のため頭痛がしました」

でも、ある日、キンバリーさんの人生は一変しました。オロンガポシティ・ペニンシュラ・ライオンズクラブが眼鏡を必要とする若者を探しているのを知った担任の先生が、彼女に眼鏡が欲しいか尋ねたのです。自分が選ばれたと知ったキンバリーさんはワクワクしました。クラブ会員のおかげで、キンバリーさんは「自分は一人ではない」と感じることができ、自分にぴったりの眼鏡も手に入れることができました。

「初めて眼鏡をかけたとき、あらゆるものの焦点がしっかりあっていて、生まれ変わったように感じました。だって、ずっと長い間、きちんと読むこともできなかったのですから。でも、眼鏡のおかげで、勉強でも、毎日の生活でも、世界ががらりと変わりました」

困っていた自分を助けてくれた地元のライオンズクラブの支援に感謝したキンバリーさんは、クラブの一員になりたいと思いました。そのため、友達がオロンガポシティ・レオクラブへの入会を勧めてくれたとき、そのチャンスに飛びつきました。いま彼女は、そのクラブの副会長を務めています。
 

キンバリーさんが奉仕プロジェクトで一番気に入っているものは、レオクラブの仲間が遠くのフィリピン人コミュニティまで行って子どもたちに本を寄付したプロジェクトです。その町は行きにくい場所にあったのですが、彼女には、都市部から遠く離れたところに住んでいるその町の子どもたちにとって、自分たちが届ける本がどれだけ大切なものか知っていました。

ホテル・レストラン経営の学士号をすでに取得しているキンバリーさんは現在、2つ目の経営学の学士号を取得しようと頑張っています。また、教師になるという夢を追いかけ、近い将来子どもたちの視力を守る活動をすることができるように、教育学の単位も全て取得しています。時間があるときはさまざまなスポーツに参加しており、この4年間はオロンガポ・ウォリアーズ・フラッグ・フットボールチームでワイドレシーバーとして活躍しています。彼女の夢は、いつか世界中を旅することです。

レオクラブ会員になったことでキンバリーさんは、自分でも他の人の人生にプラスの影響を与えることができると気づきました。「ライオンズクラブに助けてもらったので、今度は私が恩返しをする番です。協力しながら他の人を助けるために私たちにできることに限りはありませんから」

キンバリーさんはまた、お兄さんやお姉さんになってくれたオロンガポシティ・レオクラブのメンバーにも感謝しています。「私のストーリーを紹介することができたのは、お兄さん、お姉さんのおかげです。人生という旅を続ける中で、目はガイドの役割を果たします。私自身が、『はっきり見えれば、未来はもっと明るくなる』ということの生き証人なんです。」
 

世界最高のストーリーを

毎月発行されるライオン誌では、感動的なストーリーを紹介することで、ライオンズが各地域社会と世界中にもたらしているインパクトを伝えています。

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