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LCIF災害援助:プエルトリコの未来に希望を

Bill Hatzos 8月 15, 2019

災害発生
2017年9月20日水曜日の朝、プエルトリコを襲ったハリケーン・マリアはこの島を破壊し、340万人の全住民を深刻な人道危機に陥れました。そのわずか2週間前にハリケーン・イルマが島の北部をかすめたばかりのプエルトリコにとって、ハリケーン・マリアは停電を引き起こし、100万人以上に被害を与えた80年来で最悪の暴風雨となりました。

ライオンズクラブ国際財団(LCIF)は、プエルトリコの災害援助に充てられるよう、51複合地区のライオンズに100,000ドルを交付しました

マリアがプエルトリコに猛威を振るう中、L. ミリアム・バスケスの頭の中をさまざまな考えが駆け巡っていました。彼女は、マリアが予測どおりの強いハリケーンなら、いくつかの難問が待ち受けていることを知っていました。ドナーから提供されて診療所に保管されている角膜を適温に保ち、乾物類、水、電池を備蓄し、自宅を嵐に耐えられるようにする必要に大慌てで対応しながら、彼女は、妊娠8か月の娘のことを考え続けていました。

嵐が去ったあと
翌朝、ハリケーン・マリアがプエルトリコを永久に変えてしまったことが明らかになりました。フェリックス・カマチョ・アヤラ地区ガバナーは、愛する母国の惨状に愕然としました。「何もかも死んだようでした」と彼は言います。鳥のさえずりに満ちていた朝は、今ではしんと静まり返っています。夜になると聞こえてきたプエルトリコの象徴、コキーコヤスガエルの合唱も消えました。2日後、ミリアムがカマチョに、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)から資金援助を受けるにはどうすればいいか電話で問い合せてきました。

LCIFの緊急援助交付金が届き、ミリアムはプエルトルコの3人の地区ガバナー — 東部のフェリックス・カマチョ・アヤラ、中央山脈のエミリオ・コロン・ロドリゲス、西海岸のクリスティーノ・ヘルナンデス — にすぐさま連絡しました。各地で配布する物資の出荷を調整するためです。「物資が来る、私たちが労力奉仕をする番だと仲間のライオンたちに伝えました」とアヤラ氏は言います。

市内の新しい区画に灯りがともり始めるにつれて、復興が進んでいることがはっきりわかりました。しかし、市内の暗い一角はまだ電気が来ておらず、ミリアムとアヤラは多くの仕事が残されていることを痛感しました。2017年の9月から12月にかけて、ハリケーン・マリアがもたらした損害は916億1,000万ドルを超え、死者数は2,098人に達しました。悲しいことに、その死者数は、2018年2月末までに2,975人に増えることになります。プエルトリコのライオンズにとって、こうした数字は胸にこたえました。

未来に希望を
1年後には、30万人を超えるプエルトリコ国民が島を去っていました。島に残っている家族の中には、家全体を立て直す資金がなく、やむなく一間に住んでいる家族もあります。多くの人々が親戚との同居を余儀なくされています。しかし、この強大なハリケーンを耐え抜いた人々に、立ち直る力があることは明らかです。彼らは自身も苦しみながら、他者への支援を続けています。なすべきことはまだ多く残されているため、今もライオンズは支援を必要とするプエルトリコの人々に懸命に奉仕しています。

ライオンズは常に難問を受けて立ち、突破してきました。困難な、時には危険な状況が発生したにもかかわらず、ハリケーンから2年経った今でも、現地のライオンズは島の災害からの復旧を主導し続けています。ライオンズは、LCIFからの資金援助のもと、プエルトリコに繁栄をとり戻すべく懸命に取り組み続けています。プエルトリコのライオンズは、プエルトリコの南西地域を対象とする地域開発組織、SACED (Sabana Grande Community and Economic Development, Inc.) と提携しました。LCIFは、5軒の新築住宅を建てるために100,000ドルの援助金を提供しました。交付された資金をしっかりと責任をもって管理したために、ライオンズはそれら5軒の住宅の建築と、さらに17軒の住宅の修理を完了することができました。さらに3軒が修理の対象として特定されているので、合計20軒の住宅を修理もしくは再建することになります。また、ライオンズはMaster Paintsともタッグを組みました。Master Paintsからライオンズに寄贈された惜しみないペンキの寄付は多額の経費の削減につながり、それによりライオンズは、LCIFの援助資金を必要なその他の災害復旧に向けて重点的に使用することができました。ライオンズは、住宅の修理と再建だけでなく、希望を最も必要としている人々のために希望を取り戻す活動も続けています。

下の「Eブックをダウンロード」をクリックして、プエルトリコのライオンズがどのようにハリケーン・マリアを耐え抜き、L. バスケスと彼女の家族がどのように悲しみを糧に地域の支援に尽くしたか、そして世界中のライオンズの人道奉仕活動を皆さんがどのように支援できるかについて、詳細をご覧ください。

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私たちのクラブと現地の財団がいつでもお手伝いいたします。とはいえ、ニーズは個々のクラブが援助できる範囲を超えています。そのような時、私たちの財団LCIFとキャンペーン100が役立ちます。LCIFの使命についての詳細は、キャンペーン100: LCIF 奉仕に力をよりご覧ください。「キャンペーン100: LCIF 奉仕に力を」は、自然災害がいつどこを襲おうと、災害援助活動、防災、対応に積極的に取り組んでいます。


ビル・ハツォスは、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)のシニアマーケティングスペシャリストです。