ライオンズの活動
2009年以降、メリーランド州ボウイのライオンズは、豪雨によって流出する雨水を集める雨水桶を地域に設置してチェサピーク湾の保護活動を支援してきました。この雨水桶は、住居の屋上から流出する雨水を集水するとともに、住居の持ち主はこの雨水桶に貯まった水を芝や庭の水やりに使えます。この雨水桶は、流出水量を減らしてチェサピーク湾に流出する汚染を抑えるとともに、地域住民の貯水と水道料金の軽減に役立っています。
ボウイ・ライオンズでは、地元の農家の市場で雨水桶を販売することで、資金の調達ができるとともに、ボウイ・ライオンズが行っている他の奉仕事業や奉仕活動について、地域社会に知ってもらうことができます。毎年春に、ライオンズは市と協力して、地域住民を対象とした雨水桶ワークショップを開き、豪雨による雨水流出についての認識を高め、雨水桶の有益な機能と使用方法を説明しています。
地域社会の安全と浄水の促進
ボウイでは初めに雨水桶を1つ購入した住民は、そのほとんどがリピータとして2つ目、3つ目の雨水桶を購入しています。地元のアーティストたちもこの活動に賛同して、雨水桶に明るい色を塗ったり、風景画を描いたりします。雨水桶は、住居の持ち主にとっては水道料金の節約や芝の手入れの軽減に役立つし、チェサピーク湾の浄化にも一役かってくれます。「私たちの活動はその最終成果として、将来の世代の河川や水路の保護に役立つことになるでしょう」とボウイ・ライオンズのロニー・チェルヴェンカ氏は語っています。
豆知識
豪雨による雨水流出は、チェサピーク湾から数百マイル離れた住居からもこの湾に汚染をもたらす可能性があります。雨水によって溢れ出た池の水は、チェサピーク湾に注ぐ河川に流れていきます。ニューヨークであっても地域によっては、排出された水がチェサピーク湾に流入するところもあるくらいです。意識を高め、雨水桶などの簡単な解決方法を実現することで、みんなで自分の役割を果たして水の安全を確保することができます。





