ライオンズの活動
平和ポスター・コンテストはちょっとしたきっかけから始まりました。世界中の子どもたちが芸術という世界共通の言語を使って平和の意味を表現したら、どうなるでしょうか?この問いをきっかけに、ペンやクレヨン、チャコール、絵筆などを使って子どもたちが豊かな才能を紙の上に発揮できる毎年の行事が始まりました。毎年、世界中のライオンズクラブが、平和ポスター・コンテストを通して自分にとって平和とは何かを芸術的に表現するよう、11、12、13歳の子どもたちに呼びかけています。
「ライオンズとしての私たちの目標は、平和ポスター・コンテストを通して子どもたちに地域社会と関わりを持ってもらうことです」と、インディアナ州ジオンズビル・ライオンズクラブのケリー・フレッチャーは述べています。「子どもたちの声が重要なんです」
子どもたちは「平和へのビジョン」や「平和は自分から」といったテーマに関する作品を描き、地元で他の子どもの作品と一緒に審査を受けます。クラブ及び複合地区は地域の優秀作品を選出し、選出された作品はライオンズクラブ国際協会に送付され、著名な芸術家からなる審査員団の審査を受けます。こうしたポスターの中から、優秀賞23名と大賞1名が選ばれます。優秀賞受賞者には500ドルが授与され、大賞受賞者には5,000ドルと国連ライオンズ・デーへの旅行がプレゼントされます。
「作品の質はとても高いです。こんなに幼い子どもたちが、力と平和についての考えを独創的なアプローチで描けるのには驚かされます」と、コンテストの審査員であるシカゴ美術館のトリーシャ・バン・エックは話しています。
報われるハードワーク
平和ポスター・コンテストは、ライオンズと地域社会の距離を縮め、青少年に手を差しのべてライオンズの地域奉仕について知ってもらう基盤作りになります。「私たちのクラブは、まわりの人すべてに平和が訪れなければならないと信じています。この考えを学校で伝えることで、生徒たちを励ますことができます」と、南アフリカ共和国、ニューランズ・ライオンズクラブのレオナ・マクファーソンは述べています。
またコンテストでは、希望にあふれ暴力のない未来を想像するよう子どもたちを奨励しています。「両親や友達、家族が平和に暮らせる、もっとよい世界を見たいです」とコロンビア出身の12歳のナタリー・アクイトは述べています。
豆知識
コンテストは23年目を迎えています。毎年65を超える国のクラブが参加しています。毎年35万人を超える子どもたちがコンテストに参加しています。過去の大賞受賞者は、ブラジル、グアドループ、香港、インドネシア、イタリア、日本、レバノン、マレーシア、マルティニーク、ペルー、フィリピン、南アフリカ、タイ、トルコ、アメリカの出身者です。各ポスターは、独創性、芸術性、テーマの表現力について審査されます。




