ライオンズの活動
オーストラリアのライオンズは、運動障害をともなう病気を持つ多数の子供が成長過程の多くの部分を経験できないことに気が付きました。歩くという身体的な感覚を持てないだけではありません。クラスメートと遊んだり、友達と一緒に自転車に乗ったり、兄弟と一緒に散歩するというような交流の機会を、多くの子供たちが得ることができないのです。ライオンズの資金調達活動と協力的なパートナーによって、オーストラリアのライオンズは障害のある子供たちに最新の技術を提供しています。ハート・ウォーカーやフリーダム・ホイールと呼ばれる機器は、体の不自由な子供たちが歩いたり自転車に乗れる機会を与えてくれます。
「オーストラリア・ライオンズ児童モビリティ基金では、脳性麻痺の子供に総合的なモビリティ・システムを提供しようと試みています」と、シドニー・ライオンズの地区ガバナーであるエルビオ・マンゾーンは語っています。「こうした子供たちが自由を得られ誇りをもって歩けるように、シドニー全土のライオンズが歩行器を提供するための資金づくりに貢献しています」。
報われたハードワーク
オーストラリアじゅうの子供たちが、歩けることを楽しむチャンスを持てるようになりました。
「私の息子は痙性四肢麻痺を患っていますが、ライオンズクラブの支援のおかげで毎日の生活をアクティブに過ごし、立ち上がって走り他の子供と一緒に走り回れるようになりました」と、母親のシンディ・ショーは話しています。「アダムはハート・ウォーカーを使用しているとき、強くなって何でもできるように感じます」。
この意欲的な事業の恩恵を受けるのは、子供たちだけではありません。第2副地区ガバナーエレクトのスティーブ・コールマンは、この支援機器を受け取る子供ひとりひとりが、「われわれは奉仕する」というモットーを強力に思い出させてくれると語っています。「自転車に乗った少年の写真を他のライオンズ会員に見せて、少年の生活改善に貢献できたことを見てもらうと、本当に報われた気持ちになります」とコールマンは語っています。
豆知識
障害のある子供が立って歩けるよう支援するハート・ウォーカー歩行器は、1,000個の可動部品で構成されています。5年間にかかるハート・ウォーカー歩行器1つあたりのコストは、約12,000オーストラリア・ドルです。フリーダム・ホイール自転車はそれぞれ子供の体格と能力に合わせて調整が行われます。




