News Release
広報担当者:
ニコール・ブラウン
630-468-6887
小児失明に対する研究交付金の発表
ネパール、インド、ナイジェリアにおける革新的プログラムへの交付
2011 年 2 月 8 日、米国イリノイ州オークブルック – 小児白内障イニシアチブは、小児の失明予防・治療に関する小規模研究に対する交付金受領者を発表しました。
ボシュロム小児眼科研究所とライオンズクラブ国際財団(LCIF)が協力して実施するこのイニシアチブにより、以下の 2 つの研究にそれぞれ 5 万ドルの交付金が提供されます。
- ネパール西部および隣接するインド北部の州における小児白内障手術の包括的フォローアップ体制に関わるコストおよび臨床効果の研究を実施するルンビニ眼科研究所への交付。この研究の成果は、発展途上国におけるフォローアップ計画に広範な効果を及ぼすことが期待されます。
- ナイジェリア、クロスリバー州の小児の重度の視覚障害や失明の原因を調査するカラバル大学付属病院への交付。この研究は、アフリカにおける小児失明の根本原因に関する初の大規模調査になると考えられます。
2010 年 6 月に開始された小児白内障イニシアチブは、眼の水晶体が濁る白内障の予防・治療により小児失明を減らすことを目指す初めての世界的な取り組みです。小児白内障の原因には、妊娠中の風疹、代謝異常、遺伝性疾患などの子宮内感染が含まれます。
「小児白内障の診断・治療の知識や技術が普及しても、治療が成功したかどうかを判断したり、受診率を高める要素への理解が不足しています」 と小児白内障イニシアチブ グローバル諮問委員会委員長を務めるインド、ハイデラバード LV プラサド眼科協会創設者ギラパリ・ラオ博士が話します。
世界中の臨床医や研究者が小規模研究交付金への申請を行いました。世界各国の眼科医療専門家で構成される小児白内障イニシアチブ グローバル諮問委員会が 2010 年 12 月に開催され、インド、カメルーン、ナイジェリア、ネパール、グアテマラ、ケニア、米国、英国などからの 16 件の小規模研究交付金申請が検討されました。
「小児の場合、白内障手術が成功しても長期的かつ頻繁なフォローアップが必要です。なぜなら、目の成長により屈折誤差が変化し、また小児特有の弱視の懸念もあるからです」と、主任研究者であり、学術主任兼眼科補助研修責任者も務めるネパール、ルンビニ眼科研究所小児眼科コンサルタント、サルマ・K・C・ライ博士が話します。
「小児眼科医とそのチームが、小児白内障手術後の少なくとも数年間は子供を診察に来させる重要性を繰り返し親に説明することが非常に重要です。適切な時期を逸して、治療が遅れてしまえば、望ましい結果は得られません」とライ博士。
「交付金によって、小児失明を根絶するためのより多くの対策を地域の人々が講じることができます」とナイジェリア、カラバル大学付属病院のローズライン・デューク博士は話します。「研究終了時には、白内障にかかった子供たちが視力を回復し、学校や地域社会に失明した人々が受け入れられるようになっていることを望みます」
世界では、アジアの 100 万人、アフリカの 30 万人を含む 140 万人の子供たちが失明していると推定されます。開発途上国における小児白内障の有病率は先進国の 10 倍と考えられます。
小児失明は子供たちだけでなく家族や地域社会にも長年に渡る影響を与えます。小児白内障による約 10 年間の世界的経済損失は 10 億ドルから 60 億ドルに上るとする研究結果もあります。
イニシアチブでは数ヵ月後に、大規模な白内障予防・治療に関わる中国の研究所への交付金の発表も予定しています。
「ライオンズは視力の保護および回復に長年取り組んでおり、このパートナーシップは私たちにとって自然なことです。失明予防に関わる研究は財団にとって新たな関心分野であり、今後大きな成果を上げるでしょう」とグローバル諮問委員会委員でもあるライオンズクラブ国際協会ウィンクン・タム副会長が話します。
小児白内障イニシアチブでは、子供たちやその家族、地域社会に長期的な利益をもたらすために、この課題を克服する革新的な方法を定めて資金を拠出し、対策を推進するために、ボシュロム小児眼科研究所および LCIF のリソースを活用します。詳細情報は、www.PediatricCataract.orgをご覧ください。また、イニシアチブについては、www.twitter.com/PCInitiativeおよびwww.Facebook.com/PediatricCataractをご覧ください。
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ライオンズクラブ国際財団について
ライオンズクラブ国際財団 (LCIF)は、世界最大のボランティア奉仕団体であるライオンズクラブ国際協会の慈善部門です。LCIF 視力ファースト・プログラムでは失明の主な原因を予防し、視覚障害者に治療を提供するため、包括的な眼科医療体制を構築しています。1990年以来、数百の眼科病院の改善や手術、医薬品、数千名の眼科医療関係者の研修に 4 億 1,500 万ドルが投じられた視力ファースト・プログラムによって、世界中の 3,000 万人の視力が回復されました。詳細は、visit www.lcif.orgをご覧ください。
ボシュロム小児眼科研究所について
ボシュロム小児眼科研究所は、小児眼病研究・治療・予防・教育などを目的とする眼科医療のグローバル企業のプログラムです。1853 年創業のボシュロム社は、約 100 カ国でコンタクトレンズと保存液、眼科薬剤、眼科手術用製品などを取り扱う、世界でも最も著名で名高いヘルスケア・ブランドのひとつです。詳細は、www.bausch.comをご覧ください。
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