ライオンズクラブのほとんどのキャンプは、少なくとも六つの委員会の支援を得て運営されます。
資金委員会はキャンプ資金の調達と支払いを担当します。たとえキャンプ関係者が全員ボランティアであっても、キャンプに関するパンフレットや申込書の印刷、キャンプ施設の賃貸料(ライオンズ会員の所有でない場合)、キャンパー・スタッフ、キャンプ関連車両に対する保険、食料、輸送、管理費、諸税などで資金が必要となります。
資金調達の方法には、クラブからの寄付、現地企業からの寄付または現物給付、資金獲得事業などが含まれます。
資金委員会はキャンプの予算を設定します。委員会のメンバーは金銭の出納をすべて記帳します。会計士がいれば、年間監査のための帳簿の作成、簿記、資金調達、税金に関する必要条件などの面で知恵を借りることが出来ます。キャンプの会計報告は翌年のキャンプ・プログラムでの予算策定の参考になります。
プログラム委員会はキャンプ活動のスケジュール作りを担当します。委員長はユニット・リーダー、キャンプ・カウンセラー、キャンプ活動の専門家を選定します。これらの人々が力を合わせて、国際ユース・キャンプの方針と一致するようなプログラム、歴史、産業、教育、科学、宗教の各分野で興味のある場所や景勝地への訪問、一般家庭への訪問、フォークダンスや国旗交換会などのグループ活動、世界の諸問題に関する討論会、団体スポーツ、アウトドア体験、合唱会、キャンプ・ジャーナルの記事づくりなどが含まれます。
宿泊委員会はキャンプの維持を担当します。施設が会員の所有物である場合、宿泊委員会のメンバーはキャンプの準備をするボランティアになります。施設が賃貸の場合、宿泊委員会は厨房の広さや参加者・スタッフ・カウンセラーの宿泊施設が適切か、洗面所が男女別に分かれているか、アウトドア活動を行う場所、グループ討論の部屋、建物・グラウンド・機器などが火災や保険の基準を満たしているかを検査します。
宿泊委員会は、何か修理の必要が生じた場合にはキャンプの管理者へ通知します。キャンプ施設が会員の所有であっても賃貸によるものであっても、宿泊委員会はゴミの処理、施設の清掃、現地の保健規則の遵守、施設の修理、クリーニングの注文と配布、参加者のベッド用のシーツ、タオル、マットレス等の用意を含めて、キャンプの維持を担当します。
キャンパーを迎え入れる際に、宿泊委員会のメンバーは各寝室の外側に、その部屋の宿泊者の名簿を貼り出すといいでしょう。
保健委員会にはスタッフとして働く看護婦と呼び出しに応ずる医師が含まれます。キャンプの始まる前に、これらヘルスケアの専門家がキャンプの保健状態について点検します。またこれら専門家は緊急医療の手順も設定します。キャンプ中に、看護婦は参加者とスタッフの応急手当てを行います。受けた治療については、すべて記録に残します。重病の場合は地元の医師と連絡をとります。緊急事態または入院の必要がある場合は、キャンパーの保護者へ通知します。
食料委員会はすべてのメニューの計画立案、食品の購入、健康的で栄養価の高い食事の調理を担当します。
現地のライオンズクラブやライオネスクラブのボランティアがキャンプの食材を持ち込み調理することもあります。そうしたボランティアがいない場合は、食料委員長が支援者を招へいします。
キャンパーをスポンサーするライオンズクラブは、キャンプ開催国までの国際的移動手段を担当します。これには航空運賃、保険料、空港利用税、関税、途中の乗り換え、宿泊に関する費用が含まれます。キャンプ地における輸送はすべてホスト・ライオンズクラブの輸送委員会の担当です。輸送委員会のメンバーは青少年を空港、鉄道駅、バスターミナルなどからキャンプへ輸送し、キャンプ中の現地の移動手段(通常はバス)を手配し、キャンプの後のホスト家庭あるいは空港、鉄道駅、バスターミナルへの輸送を行います。
ホームステイ委員会はキャンプの前後にライオンズクラブが承認したホスト家庭での1〜3週間のホームステイを手配します。ホームステイにより青少年は受け入れ国の文化を直接経験することが出来ます。
ホームステイ委員会はキャンプ中に夜の特別イベントにホスト家庭を招待することも出来ます。
プログラム全体の期間は、通常の場合6週間以内に限定されます。YEプログラムの詳細については
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