AMDの広まり
加齢黄斑変性のために視力の衰えている高齢者は何百万人といます。これが失明につながることは多くありませんが、字を読んだり自動車を運転するなどピントのあった視力を必要とする日常活動が難しくなります。
AMD-加齢黄斑変性とは
網膜の中でも最も重要な部分である黄斑は眼球の背面にあって光を感じ取ります。字を読んだり自動車を運転するのに必要なピントのあった視力はこの部分から得られます。
AMDによって視力はどのように衰えるか
AMDには惨出型と萎縮型があります。症状の進行が緩やかな萎縮型AMDが症例の90%を占めます。黄斑細胞が破壊されると、ピントを合わせるのが難しくなります。失明に至るケースは稀です。
急激に発生する惨出型AMDは症例の10%に過ぎませんが、重大な視力悪化の症例の90%はこの惨出型AMDによるものです。この症状は正常でない血管(新生血管)が黄斑の裏で発生し、血液や分泌液を漏出した場合に現れ、急激な視力悪化の原因となります。
AMDになりやすい人
AMDを発病する危険が最も大きいのは75歳以上の高齢者です。更に、下記の人々も危険が大きくなります。
- 男性(一部の研究調査による)
- 喫煙者
- 家族にAMDの病歴のある人
- 血中コレステロールの高い人
AMDの症状
AMDに共通の症状は、視界がぼやけたり、ゆがんで見えたりすることです。視野の中心に発生する波状の線や盲点も症状の一つです。
医者はAMDをどのように発見するか
眼科医は下記の検査によってAMDを発見することが出来ます。
- 視力検査表を使う
- 瞳孔を広げて眼底検査を行う
- 網膜の中に腺と呼ばれる黄色の沈着物があるかを調べる
- アムスラー・グリッドの試験を行う
- 静脈に色素を注入して蛍光眼底検査を行う(網膜の中で血液を漏出している血管が色素によって識別される。これはフルオレセイン血管造影法と呼ばれる)
AMDの治療方法
惨出型AMDに対する主な治療として、新生血管を焼き固めるレーザー光凝固を行います。しかし現在のところ、決定的な治療法は見つかっていません。萎縮型AMDは進行が非常にゆっくりしているため特別な治療は行われません。
AMDの予防
現在のところ、AMDの予防方法はありませんが、全身の健康を保つことと、定期的に検査を受けることをお勧めします。
AMDで既に視力が低下している場合は
低視力補助具を使えば、視力を強化することが出来ます。このウェブサイトの視覚障害者のための支援サービスのページで低視力補助具に関する情報を見るには、ここをクリックしてください。
詳細については、国際本部のプログラム開発課(
executiveservices@lionsclubs.org
)へお問い合わせください。
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