| ニューヨークのグラウンド・ゼロでは、冬には荒々しい風が吹き、温度は急激に下降します。しかし、撤去作業に従事する警官たちはLCIFが寄贈した5つのコンテナのお陰で暖を取ることが出来ます。
12月半ばに寄贈されたこの外気を遮断し室内を暖房出来るコンテナは、暖房センター、監視所、ミニ司令室として使われています。これらは貨物列車などでよく見る運送用コンテナを改造したものです。鋼鉄製のコンテナは長さが20フィート、幅が8フィート、高さも8フィートです。
1つ7,100ドルのこのコンテナは、LCIFのアメリカ同時多発テロ被害者救援基金からの交付金で購入しました。テロ攻撃から24時間以内に、LCIFは緊急援助交付金として10万ドルを拠出しました。この基金へは世界中から230万ドル以上の寄付金や寄付の約束が集まりました。
ニューヨーク地区の約10人のライオンたちが、グラウンド・ゼロでの控え目なセレモニーでコンテナを警察へ引き渡しました。このセレモニーで挨拶をしたライオンズ会員は、コネチカット州のスコット・ストームズ国際理事、ジョン・ワーゴ20複合地区ガバナー協議会議長、それにニューヨーク州のロバート・クレイン元国際理事でした。
ニューヨーク市の代表者はピーター・バローン市議会議長とニューヨーク市警のロバート・サバチーノ警部補で、サバチーノ警部補は「こういうものを頂いてたいへんうれしい。警官たちも寒い思いをせず、持ち場も安全になる」と感謝を述べました。
鋼鉄製のドアと二重窓を持つこのコンテナは、勤務中の警官たちへの配慮が行き届いた安全なものです。また可動式なので、作業場所が少しずつ移動するのに対応出来るようになっています。
ライオンズはこの種のコンテナを、地震その他の自然災害に襲われた国へも寄贈しています。LCIFは1999年のトルコ地震の後、同国の人々に100個以上の1家族用コンテナ・ハウスを寄贈しました(ニューヨークのものよりちょっと贅沢なこれらのコンテナには、居間、寝室、浴室、台所がついています)。
ニューヨーク市へ寄贈されたコンテナはリサイクル可能です。ニューヨークで不必要になったら、ライオンズクラブは自然災害で家、学校、病院を失った発展途上国で使えるように再調整する計画です。
ニューヨークへ寄贈されたコンテナには、外壁と屋根にLCIFとライオンズクラブ国際協会のロゴが表示されています。コンテナ内の配線は電気技師のライオンズ会員ハリー・カッツが行いました。
ニューヨーク州緊急事態管理局は、市警と消防署がこのような施設が必要なことを表明したのを受けて、コンテナの使用を認めました。コンテナはマイアミにあるFVS社によって調整されました。
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