| 最終更新日2004/9/27
LCIFについて(短縮版)
ライオンズクラブの創立者メルビン・ジョンーズはかつて、「他者に尽くすことから始めるのでなければ、人生の大は成し遂げられない」と語りました。ライオンズの使命はまさに他の人々を支援することですから、私たちはそれを成し遂げつつあると言えるでしょう。
ライオンズの皆さんが成功する最も重要な方法の一つはライオンズクラブ国際財団(LCIF)を通じて奉仕することです。ご存じのように、LCIFは交付金を拠出してライオンズクラブ国際協会の奉仕活動を支援しています。LCIFは世界的な規模で他者に奉仕するライオンズを支援しています。
LCIFは世界中のライオンズクラブと手を結んで、ナイジェリアにおける河川失明症の予防や中国における白内障の治療から、アメリカにおける障害者用住宅の建設や世界中の地震や洪水による被災者の基本的なニーズを満たすことまで、さまざまな人道主義的事業を実行しています。
LCIFが焦点を当てているものの一つには失明予防があります。LCIFは多くの場合に他の組織体とパートナーを組んで、失明との戦いに果敢に取り組んでいます。
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アフリカと南米では5,500万件の河川失明症の治療を行いました。
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中国では4年間で200万件の白内障手術を実施しました。
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アフリカの3つの国では、昔から失明原因となっている感染症、トラコーマの予防が進んでいます。
LCIFは先進国でも失明と戦っています。視力ファースト交付金によるライオンズ・アイヘルス・プログラム(LEHP)はアメリカやその他の先進国における失明を予防しています。LEHPは地域社会ベースの認識向上プログラムで、緑内障や糖尿病性眼病の早期発見と治療、及び弱視の適切な治療を奨励しています。
失明の予防以外にも、LCIFは災害救援、障害者支援、健康促進、青少年奉仕などさまざまな事業を支援しています。LCIFは児童用ホスピス、高齢者ケアセンター、特殊なニーズを持つ児童のためのキャンプ、障害者のための職業訓練プログラムなども支援しています。
LCIFが特に成功している2つの対策は、障害者を対象とするものです。LCIFはハビタット・フォー・ヒューマニティーと共同で障害者向けの住居を建設しています。669戸の住宅が完成または建設予定です。これらの住宅はアメリカ、インド、ケニア、スリランカ、ニュージーランド、フィリピン及び韓国で建設されています。LCIFはこれら住宅のために約1,200万ドルを支出しています。
また、LCIFはスペシャルオリンピックスとのパートナーシップを通じて知的障害者を支援しています。スペシャルオリンピックスの競技に参加する選手は無料で眼科検診を受けることが出来、必要とあればその場で無料の眼鏡やスポーツ・ゴーグルが支給されます。これらの選手は緑内障を始めとした眼病の検査も受けます。こうした検診によって慢性的にサービスの行き届いていない人々の視力が改善されており、疾病の早期発見によって失明が予防されています。
ライオンズクラブはLCIFを通じて自然災害に対して大きな支援を行っています。1999年にトルコで発生した2度の大震災から数日以内に、合計4万ドルの緊急援助金によって食糧と衣服が供給されました。更にその後LCIFは200万ドルを拠出して100戸以上の一戸建て住宅、2つの大型の学校、いくつかのデイケアセンター、そして大学寄宿舎、ヘルスセンター/学生センターを建設しました。
9.11同時多発テロには世界中のライオンズクラブから、救援活動を支援するための300万ドルの資金がLCIFへ集められました。これまでに具体的な事業のために約250万ドルが割り当てられています。これらの資金は遺族の慰安、遺族に対する短期的経済援助、職業カウンセリングなどに使われています。
災害被災者への支援は、善意が健在であることを知らしめるものです。遺族らからは簡潔だが心のこもった感謝状がLCIFへ送られてきました。夫が世界貿易センターでブローカーとして働いていたニューヨークのある女性は「皆さんの支援に心から感謝します。神様の祝福がありますように」と書いていました。
2003年度、LCIFは458件、総額2,000万ドルの交付金を拠出しました。
ライオンズクラブとLCIFは何百万人という人々の生活に変化をもたらしています。「目に見えないものを信じることが出来なければ、不可能なことを可能にすることは出来ない」と昔の人は言いました。世界中の人々の苦痛を和らげるのは不可能かも知れませんが、ライオンズクラブは失明が予防され、障害者が快適な住居に住み、災難が人々の最高の善意を引き出す・・・そういう世界を目指しています。ライオンたちはそれが分かっていて、それを実行しているのです。 LCIFについて(詳細版)
新聞やテレビのニュースでご存じのように、私たちは厳しく、しかも何が起こるか分からない世界に住んでいます。例えば、世界では1分に1人の割合で児童が失明しています。成人を含めると5秒に1人の割合で失明しています。考えてもみてください。5つ数えるごとに1人が自分の子どもたちや、愛する人の顔、夕焼けの景色、樹木の姿などを二度と見られなくなっているのです。悲しいことに、失明の80%は予防あるいは治療出来たはずなのです。失明は個人的な悲劇であるだけでなく、国の経済も衰退させます。これにうまく対処する余裕のない国では、生産性が喪失するのです。
視力に関連してもう1つの例を挙げましょう。正式にはオンコセルカ症という名の通称・河川失明症には1億1,800万人の人々が感染しています。そのうち900万人もの人々が失明しています。河川失明症はどんな病気なのでしょうか? それはアフリカで流行している恐ろしい病気です。微小な寄生虫を持っているブユに噛まれると発病します。ブユに噛まれると、この寄生虫が人体内へ放出されます。寄生虫は人体内で卵を生みます。感染した人の体内では、何と1億5千万匹もの第1期幼虫が発生する可能性があります。患者は激しいかゆみと発疹に悩まされ、ついには失明に至ります。
視力について言えば、更に良くない話があります。白内障を放置すると人類に苦しみをもたらすことになります。アメリカなど先進国では、白内障は通常、外来治療のみで迅速に回復し、良好な視力に戻ります。老化を自覚して嫌な思いをするだけで済むでしょう。しかし、発展途上国では事情が全く異なります。2千万人の人々が白内障のために視力を失っており、失明の最大の原因になっています。これらの人々は手術を受ける金銭的余裕がないか、診察をする眼科医が近くにいないという状況です。失明を防げるということを全く知らない人々もいます。
失明だけが心配の種ではありません。母なる自然が凶暴な牙をむくこともあり得ます。地震、洪水、台風による被害は、時には恐ろしく大規模になることがあります。1999年にトルコで発生した2度の地震では1万7,000人以上の人々が、2001年に発生したインド・グジャラート州における地震では2万5,000人以上の人々が命を落としました。しかし、災害は自然現象によるものだけではありません。ニューヨークの世界貿易センターへの攻撃もその一例です。
お察しのように、これらすべての問題や災害には共通点が1つあります。ライオンズクラブがそれらに対処し、人々の苦痛を和らげているという点です。ライオンズクラブの奉仕活動を支援しているのがライオンズクラブ国際財団(LCIF)なのです。
困難と災難に満ちた世界で、LCIFは万全の体制を敷いています。LCIFは「支援」「希望」「回復」を標榜しています。ライオンズは困窮している人々に対して心を開き、支援を行います。ライオンたちはLCIFを通じて苦痛や災難を和らげ、世界の隅々まで希望と幸福をもたらそうとしています。
9.11同時多発テロには世界中のライオンズクラブから、救援活動を支援するための300万ドルの資金がLCIFへ集められました。これまでに遺族の慰安、遺族に対する短期的経済援助、職業カウンセリングなどのために約250万ドルが割り当てられています。
災害被災者への支援は、善意が健在であることを知らしめるものです。遺族らからは簡潔だが心のこもった感謝状がLCIFへ送られてきました。夫が世界貿易センターでブローカーとして働いていたニューヨークのある女性は「皆さんの支援に心から感謝します。神様の祝福がありますように」と書いていました。
2003年度、LCIFは458件、総額2,000万ドルの交付金を承認しました。これら交付金の多くは身体障害者、高齢者、児童、貧困者など最も無防備な人々のために使われました。
LCIFは世界中のライオンズクラブと手を結んで、ナイジェリアにおける河川失明症の予防や中国における白内障の治療から、アメリカにおける障害者用住宅の建設や世界中の地震や洪水の被災者の基本的なニーズを満たすことまで、さまざまな人道主義的事業を実行しています。
LCIFは、交付金を拠出してライオンズクラブの奉仕活動を支援しています。世界中のライオンズクラブに資金を交付しているのはLCIFのみであり、世界中の140万人のライオンズ会員に奉仕しています。
LCIFはライオンの皆さんが他者に奉仕するのを支援する、皆さんにとって必要不可欠な手段です。LCIFが必要な理由は何でしょうか? LCIFはライオンズクラブ国際協会が世界規模の諸問題に効果的に対応するのを支援します。LCIFは大惨事や自然災害の時にライオンズクラブが他のライオンズクラブを支援することを可能とします。LCIFは地区や個々のクラブが単独で行うには大きすぎる事業に資金を提供します。LCIFはライオンズクラブが地域社会のニーズを満たすための交付金プログラムを立案します。
LCIFがあってこそ、ライオンズの皆さんは他者を支援出来るのです。LCIFを通じてライオンズクラブの支援を受けた人の話をしましょう。1999年に発生したトルコの地震で2児の母親ハニフェ・イナノグルさんは家を失いました。夫婦と2人の子どもはテント生活を余儀なくされましたが、LCIFの交付金のおかげで一家も他の多くの被災者も新しい住居を手に入れることが出来ました。この新しい住居は船舶用コンテナを改造したもので、居間、寝室、浴室、台所に分けられています。ライオンズクラブは夫の職探しも支援し、また子どもたちが学校へ戻れるようにしました。
彼女はLCIFへ手紙を書きました。その一部をここで引用します。「ライオンズ村での生活は素晴らしいものです。ライオンズの皆さんは私に生活の立て直し方、教育の大切さ、それにこうした異常な状況の中で共存共栄する方法を教えてくれました。両目に涙をいっぱい浮かべて私は言いたい。世界中のみんながライオンの皆さんのように善良になれたらどんなにいいことかと」。
災害が発生すると、ライオンズクラブはLCIFを通じて対応します。上述のようにトルコで地震が発生した後、LCIFは200万ドルを拠出して100戸以上の一戸建て住宅、2つの大規模学校、いくつかのデイケアセンター、一つの大学寄宿舎、一つのヘルスセンター/学生センターを建設しました。
ライオンズクラブは災害対策に熟達しており、自然災害が発生すると支援に当たります。2003年度、LCIFは155件の緊急援助金を拠出しましたが、そのほとんどは1万ドル単位のものでした。これら交付金は自然災害の際の緊急援助物資提供に向けられました。
過去数年間に拠出された大災害援助交付金は、インド・グジャラート州における地震救済交付金50万ドルと、エルサルバドルの地震対する交付金10万ドルの2件です。何百という住居、学校、それに病院が建設されています。
LCIFが焦点を当てているものの1つに失明予防があります。ヘレン・ケラーがライオンズに対して「盲人のための騎士」となるよう呼び掛けた1925年以来、ライオンズクラブは盲導犬を訓練し、失明児童向けのキャンプを運営するなど視覚障害者を支援してきています。LCIFは視力ファースト・プログラムを開始した1991年に資金を増強しました。視力ファーストの目標は、回避可能な失明の多い発展途上国を中心に失明を減少、あるいは絶滅することにあります。
LCIFは失明根絶という目標に向けて何をしているでしょうか? まず、350万件以上の白内障の手術が行われています。
更に、5,000万件以上の河川失明症の治療も行われています。この病気は毎年メルク社が寄贈する寄生虫駆除薬イベルメクチン(商標名メクチザン)を投与することによって抑えることが出来ます。2年前に、LCIFはアフリカとラテン・アメリカにおける河川失明症とトラコーマを抑え込むための5カ年計画についてカーター・センター(ジミー・カーター元大統領のセンター)へ1,600万ドルを寄付し、同センターとパートナーシップを結びました。
LCIFは手術と投薬によって疾病と戦うだけでなく、ヘルスケア・ワーカーを養成し、また病院とその設備及び補給品の改善も実行しています。LCIFは約1万4,000人の眼科医及び看護婦の養成を支援し、154の眼科病院を新設または拡張し、何百という病院も改善しています。
LCIFは先進国でも失明と戦っています。視力ファースト交付金によるライオンズ・アイヘルス・プログラム(LEHP)はアメリカなどの先進国における失明を予防しています。LEHPは地域社会ベースの認識向上プログラムで、緑内障や糖尿病性眼病の早期発見と治療、及び弱視の適切な治療を奨励しています。
LCIFとライオンズクラブは多大な善意を発揮しています。通常の場合、LCIFは年間60以上の国に交付金を提供します。これら交付金は、Aはアルジェリアにおける緑内障治療センターの医療機器から、Zはザンビア
における洪水救済まで、文字通り A からZ まですべての国の事業に資金を提供します。東は台湾における移動採血車の購入から、西はアメリカにおける障害者用住宅の建設まで、北はノルウェーにおける青少年更正センターの建設から、南はペルーにおける白内障手術キャンペーンの実施まで、LCIFは多大な善意を発揮しています。
LCIFが建設した眼科の病院やセンターで特筆すべきは、LCIFが介入するまでその地域では目のケアが全く行われていないか極めて限られていたということです。視力ファーストはインドで目のケアが全く行われていなかった地域で17の眼科病院を建設または拡張しました。5年間に1,530万ドルの交付金が充てらた視力ファースト中国行動計画では、210万件の白内障手術を実施、それまで何もなかった104の農村地域に眼科医院を設置しました。1,550万ドルの交付金で可能となった視力ファースト中国行動計画第2段階では、少なくとも250万件の白内障手術を実行する予定です。
LCIFは人々の生活に変化をもたらす素晴らしい手段です。LCIFに対する献金はすべて交付金に充てられます。LCIFの運営費は投資金の利息によってのみ賄われています。過去10年間の運営費は平均して総収入の10.7%で、非営利団体の中では最良の部類に属します。LCIFに対する献金は通常、場合LCIFの交付金として現地での資金調達と組み合わせられます。つまり、LCIFの拠出金はその表面価額を大きく上回る価値があるのです。
ライオンズの皆さんには引き続きLCIFに対して寛大な貢献を頂きたいと思います。
LCIFは多額の資金を必要としています。皆さんと同じように希望と夢を抱いている何百万人という人々がLCIFを必要としているのです。
ライオンズの他者への奉仕を支援するLCIFを支援してください。私たちは皆、よりよい世界を希求しています。LCIFはそれが実現出来るように支援します。 |