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何がどう変わるのか
(ライオンズクラブ国際協会長期計画委員会への報告書/選択的未来研究所/1987年12月)

3-6. 広がる年齢格差

2000年に近づくに従って、高成長を続ける国々は急激に増加する若年人口によって起こされる不安と、住む所も食糧も、仕事も社会福祉も、何もかにも不足するという悩みに直面しよう。現在、世界人口の30%が10歳から24歳の間と見られる。年齢集団の明らかな相違が、発展途上国と発展国の間に存在する。例えば1980年、15歳から24歳の間の人口の77.6%が途上国にいて、2000年までにはそれが83.5%にまで達するものと見られる(世界保健機関『若者たちの健康:社会的な課題』専門家による報告シリーズ731、1986年13ページ)。

一方、第一世界の国々では出生率が非常に低下して、すべての工業国は前例にないほどの高齢者の増加という、全く反対の問題に手を焼くことになる。高齢者人口は、その収入と健康保持のために、社会資源に対する大きな負担となろう。その結果、中央と地方を問わずあらゆる政治機関は、ちょうど今のアメリカの傾向が示している通り、近い将来、貧しい子どもたちの犠牲において老人により多くの資材を回さざるを得なくなるだろう。

アメリカでは1985年から2000年の間に45歳以上の人口は30%以上増加し、7,340万人から9,570万人になる。65歳以上の人口は22%近く増え、2,900万人から3,500万人になる(人口調査局)。最大の年齢集団は25歳から42歳までのベビー・ブーム世代であり、1980年代の後半に中年に達した彼らは、2010年以降には相当な規模の「老人」集団を構成する。


目次

1. 総括

2. 緒言

3. 地球社会の動向

4. 奉仕分野の動向

5. ライオンズクラブ会員:その課題と意味

6. 勧告

「21世紀を迎えるライオンズクラブ国際協会〜何がどう変わるのか」全文(PDF)ダウンロード