Small Font Medium Font Large Font
Lions Clubs International

国際会長紹介

2009~2010年度国際会長
ライオンズに「Move to Grow」を呼びかける

どのライオンの人生にも、物語がある。エバハルト・ヴィルフスの物語は、まとめたら一冊の本になるだろう。17歳の時、ドイツのガストハウス(居酒屋兼レストラン)で、ヴィルフスは当時の世界一有名なGI、エルヴィスに出会う。エルヴィスがギターで優しくドイツ民謡を奏で、ヴィルフスはピアノでその伴奏をした。「いつかドイツから世界中の人に向って歌うよ」と、エルヴィスはヴィルフスに約束した。1961年、映画GIブルースの中で、「キング」はドイツ民謡を元にしたウッドン・ハートを歌い、その約束を果たした。

若き青年であったヴィルフスは、マーケティングにおいて世界でも最先端を行っていたアメリカの食品会社(オークブルックからほんの数マイルの所にあった)でインターンを終えた後、ドイツで父の経営する小さな食品会社を受け継ぎ、ヨーロッパで食品産業分野の先駆者となった。「我々は冷凍食品の概念をヨーロッパに持ち込みました。レストラン、飛行機、駅など外出先で食事をする所どこででも、我が社の製品を見ることが出来ますよ」と、ヴィルフスは自信をもって語る。

歴史的な会長就任
ヴィルフスは、ライオンズクラブ国際協会初のドイツ人会長としても、新たな歴史を刻もうとしている。フランクフルト近郊出身。学生時代、世界中を旅して異文化の人々に会いたいとの一心で英語を勉強した彼が、今、豊かな国際色と世界的な魅力を誇る奉仕団体をリードする。

新会長は、ライオンズの会員であることを幸せに感じている。それは、現場での奉仕が彼の心を揺さぶるからだ。「ライオンであれば、人々から助けを求められる。ライオンであれば、必要とされる。必要とされれば、貢献することが出来る。このことが人生を豊かにするのです。時として、お金はほとんど使わなくとも、自らの手を存分に使って働くとき、必要とされる助けを与えることが出来ます。それは、達成感があるだけでなく、意味のあることです。世界においてこうした責任を担うことは、市民として重要なことなのです。」

幼き日の苦難
ヴィルフスがライオンになるきっかけとなったのは、ライオン・バッジだった。1985年、彼は友人に会った。「その友人が、いつもバッジを着けているんです。ある日、それが何なのか聞きました。不思議に思ったんです。」その友人からホフハイム・アム・トウヌス・ライオンズクラブに誘われたヴィルフスは、ほどなく自らもバッジを着けるようになっていた。

ヴィルフスのクラブは、多発性硬化症患者への奉仕に特に力を注いだ。クラブでミニバンを手配し、きらめくライン川での一日ボート旅行に患者たちを招待した。「参加者にとってはクリスマスのようなひと時でした。天気の良い日に外に出て、皆とても嬉しそうでした。」と、ヴィルフスは振り返る。障害を持つ人々とふれ合うことで、人間の精神力の強さを感じることが出来た。

ヴィルフスは1942年生まれ。父は軍医だった。戦時中、ヴィルフスの母は3人の幼い子供を連れ、フランクフルトから農場に疎開した。「非常に大変な時でした。空腹で、生きていくのがやっとだった。母は3人の子供を抱え、孤独でした。子供を飢えから救い出すためだけに、一生懸命働いていました。」

今日、旅先で飢餓に苦しむ子供たちを見る時、ヴィルフスは黙って通り過ぎることが出来ない。「食べ物や飲み物を持ち合わせていなくても、エバハルトはその子の手に触れます。子供にお金をあげるのはあまり良くないと聞きました。愛を与えるべきなのです。」とマルギット夫人は語る。

ライオンズのリーダー
ヴィルフスは、吸収の早いライオンズ会員だった。短い期間に、ドイツのライオンズリーダー、そして世界のリーダーへと成長したのである。ヴィルフスは、クラブ会長、リジョン・チェアパーソン、地区ガバナー、協議会議長を歴任し、2002年大阪にて、国際理事としての2年間の任務に就いた。

ヴィルフスの最大の功績のひとつが、ドイツにおけるライオンズクエスト導入への貢献である。「薬物乱用防止のプログラムです。『ノー』と言うことを学ぶプログラムでもあります。薬物に対して、悪い習慣に対して、そして、様々な悪影響に対して『ノー』と言えるようになる。ライオンズクエストは恐らく今後ライオンズクラブ国際協会の中心的なプログラムとなっていくと思います。」

Move to Grow
ヴィルフスが会長として掲げるテーマは、「Move to Grow」である。ライオンズには成長し前進するための推進力、つまり「動き」が必要とされている。動きのないものに、前進はあり得ない。進歩は、目的意識を持って動き出すことによって実現するのである。

ライオンズには、他の団体には真似出来ない奉仕をする準備が整っている。「お金では出来ないことが数多くあります。必要なのは人の力。ライオンズにはそれがあります。」とヴィルフスは言う。「私たちは、結果を出すことでは誰にも負けません。」

活動するライオンズ

Picture of 地球の保護
紙のリサイクルを優先する   » »

数字でみるライオンズの奉仕

131,000,000

LCIFが世界15か国の人々の河川失明症予防と治療のために配布したメクチザンの投与件数。

Rotating pictures of Lions.

© Lions Clubs International       300 W. 22nd Street, Oak Brook, IL 60523-8842

Custom web development, hosting and implementation provided by Alkon Consulting