国際協会執行役員、国際理事会構成員、理事会委員会委員の皆さん、元国際会長、国際理事の皆さん、事務総長及び幹事、会計、国際本部のスタッフの皆さん、地区ガバナー、副地区ガバナー、元複合地区協議会議長、元地区ガバナーの皆さん、ライオン、ライオネス、レオ、そして特別ゲストの皆さん、
おはようございます。そしてグッド・モーニング!
フクシマ家、サクラメント・セネター・ライオンズクラブ、4-C5地区、そして4複合地区(カリフォルニア州・ネバダ州)にとってこれはなんと素晴らしい瞬間でしょう。私は今日、世界最高の奉仕団体の新国際会長としてせんえつながら皆さんの前に立つことを光栄に思います。
アメリカ人という観点から見れば日系である私は少数派です。実際、ライオンズクラブ国際協会で国際会長に選出された最初の東洋系アメリカ人です。しかし私たちが世界規模の組織であるのと同様に世界的な目で見れば、人という海の中で私たちはおよそ何らかの点で少数派なのです。違いというものは、それが肉体的なものであれイデオロギー的なものであれ、私たちが協調・団結して私たちの地域社会のあらゆる部門へ橋を架け、人々に奉仕する時消えるのです。
私たちを引き寄せ、団結させているものは、ライオンズ・ファミリーの一員であるという意識です。キルトの布のように一つひとつを個別に見れば私たちは皆異なっていて、同じものは一つもありません。しかし全体として見たならば、私たちは恵まれない人々、貧困に苦しむ人々に奉仕するという1本の糸で結ばれています。世界を一つにし、心を一つにするという責務を反映しているのです。そうです、私たちの(「私の」ではありません)2002-03年度の基礎となる国際会長テーマは「一つの世界、一つの心」、そして国際プログラムは「より良き明日を築くために」です。
さて、より良き協会とより良き地域社会を構築するにあたり、修復しなければならないことがあります。私は国際会長という立場において、ライオネス、元ライオネス、そして以前あるいは現在もライオネスにかかわっている方々、この10年間のライオネスの問題を扱われた方々に正式にお詫びを申し上げます。「より良き世界を築く」尽力へ参加を呼び掛ける前に、私たちのファミリーに対し行った過ちを正すべきだと思うのです。ライオネスの皆さん、ライオンズクラブ国際協会を代表して、どうかこのお詫びの言葉をお受け取りくださいますようお願い申し上げます。皆さんは私たちのチームの貴重なメンバーなのですから。
ここで私がこの最高の名誉を得る助けになってくれた次の人々に感謝の言葉を述べることをお許しください。
妻のデニス、息子のキース、そしてその妻で、今、家でサラと生まれたばかりの4人目の孫、マシューの世話をしているウェンディ。私たちの娘コリ、そして父親は家の仕事で来られなかったのですが、孫のサイル、コートニー。我がサクラメント・セネター・ライオンズクラブのメンバーたち。今日の日のために大いにご尽力くださった4-C5地区のメンバーたち。いつも変わらず支援してくださった4複合地区の皆さん、皆さんは団結し、激励してくださいました。とりわけ月曜の夜に持たれていた4-L3地区の会長連絡グループが過去数年間にわたり友情をもって献身的に支援してくださったことに感謝したいと思います。また、同じ理想を持ち、時間を共有してきた世界中のすべての友人たちへ。そして最後に、私の奮闘を支えてくださったすべての日本のライオンたちに感謝し、一体となった支援に心からお礼申し上げます。
今日、国際会長という身のすくむような責任を熟考するにあたり、私は自分自身に約束を課することに致しました。皆さんにも知っておいて頂きたいと思います。
●正しいことをすべく常に努力すること
●私たちの国際協会のために常に最善を尽くすこと
●この協会を時代に合った最新のものにし、改善するために必要な変化をもたらすための、「草の根」会員への責務を忘れないこと
●ライオン、地区ガバナー、元地区ガバナー、国際理事、元国際理事、そして役員だった日々を常に思い返し、各レベルで学んだ経験を無駄にせず、より有能な会長となるために役立てること
●この協会を発展させるに必要なプログラムの立案、実行を促し、これによって私たちの卓越した、質の高い他者への奉仕という遺産を未来へ引き継げるよう、常に最善の努力をすること
●常に最善を尽くし、協会が直面している最も困難な試練──会員数の減少──に取り組み、すべてのレベルにおいて「箱の外で考える」ことを促し、新世代の会員への訴えに革新的かつ実行可能な変革をもたらすこと
●そしてとりわけ会長としての私の在職期間は、皆さんの柔軟な意見にこたえられるよう備えておき、任期が終了する時には私は挑戦したというだけでなく、この協会のために重要な貢献をしたと言えるようにすること
今日、ここで皆さんの前に立ち、すべてうまくいっており、直面する大きな困難はないと申し上げられると良いのですが、残念ながら出来ません。取り組まなければならない問題がいくつかあるのです。それは私たちの長期にわたる存続と、世界中の地域社会で奉仕活動を続けることを脅かす問題です。
多くの他団体と同様、私たちもまた過去数年にわたり全世界的な会員数の減少を目の当たりにしてきました。更に私たちのクラブと会員の平均年齢が上昇するのを見続けています。この傾向はくい止めなければなりません。
今日を初めとして、私は砂に線を描きます。私たちはまさにこの瞬間、これまでで最も野心的で積極的なプログラムに乗り出すのです。私たちはたった今ライオニズムのために「より良き明日を築く」ための礎を構築しているのです。「一つの世界、一つの心」というコンセプトを発足させることにより、理解と協力という新たなスピリットを作り出すのです。このプログラムは21世紀に私たちが目指す奉仕団体の形を明確に示してくれることでしょう。
私たちの協会を時代に合った最新のものにし、更に魅力的にする大きな変革の機会という窓は、極めて狭いものであると私は思います。いかに私たちが活動を指揮し、未来への構想を明確化出来るかは、今年のエクステンションの達成に大きく左右されるのです。
敵は無関心、冷淡、無頓着といった有害で組織を弱体させる病気です。しかし私たちはこれに戦いを挑むべく、いわば軍隊を組織しました。国際理事、国際本部の全スタッフ、大阪で開かれたガバナー・エレクト・セミナーのグループ・リーダーたち、そしてエリア・インパクト・リーダーが来るべき年に真の変革をもたらすべく、全力を上げて取り組んでいます。新地区ガバナー、地区インパクト・メンバー、そしてキャビネットが中心となり、今年新クラブの結成を2200にまで倍増することを目標にしています。今私が名前を挙げたグループの皆さん、どうぞ立ってごあいさつください。(拍手)
すべての会員の皆さんもこれらの活動に参加し、ライオンズクラブとしての誇りと名声が揺らぐことのないように力添え願います。私はジョン・F・ケネディ大統領の言葉を借り、こう申し上げます。「皆さんの協会が皆さんに何をしてくれるかではなく、皆さんが会員として協会に何が出来るかを問うて頂きたい」と。いつでも不可能と思えるくらい大きな夢を抱いていてください。そして勇気を持って新たなライオンズクラブを結成して、周りの人たちにも同じことをするよう働きかけましょう。ライオン、ライオネス、レオにとって良い模範となってください。新たなクラブを結成することにより、あなたが生まれ変わったライオンであることをその行いで示してください。忘れないでください、理想と目的が障害よりも大きいと感じるならば、どんなことでも出来るのです。
枠に捕らわれずに考えてください。新たなやり方を模索し、勇気を持って歩を進めてライオニズムに好ましい変化をもたらしてください。次代に引き継がれてゆく「遺産」を残してください。新たなクラブを創設することにより、新世代のライオンに訴え掛けて「あなたの」遺産を残してください。手本を示して指導することは最も効果的です。ぜひ指導力を発揮してください!
私も含め皆さんすべてが新たなライオンズクラブをスタートさせるという試練に直面しています。喜ばしいことにここ大阪に集まった次期地区ガバナーたちは新たなライオンズクラブが新年度を始めるための書類と資金を提出してくれました。彼らはまた、全地区ガバナーと新地区ガバナーの力を一つにし、早期スタート・プログラムに参加することになります。この5月、6月はまさに歴史的な「始まり」でした。ありがとう、そしておめでとう。
会長として皆さんにお願いがあります。新クラブ結成に参加してください。積極的に、先見性を持った行動でそれぞれの新地区ガバナー、国際理事会、そして国際協会全体を支援し、目標達成の手助けをしてください。今、出来る時に大きな変化をもたらし、新たなライオンズクラブを結成して、次の世代のライオンに奉仕の理想を伝えましょう。
目標を達成した人には栄誉を称えるさまざまなアワードが用意されています。忘れないでください。2003年のコロラド州デンバーでの国際大会までに2200の新たなライオンズクラブを結成するのです!
今はまさに私たちの協会は決定的な時期を迎えています。そしてこの時をいかなるものにするかは私たちにかかっています。私たちの運命を握っているのは、私たち自身なのです。私たちは新世代のライオンから、現在私たちが直面する試練にどうこたえたかという観点から判断されるでしょう。来年にかけての皆さんの積極的な行動が、国際協会の見直しを図る潜在力となるのです。今この時を、ライオンズクラブの輝かしい歴史において、ライオニズムが生まれ変わった時として永遠に刻むための可能性を秘めているのです。
ウィンストン・チャーチルは言いました。「これは終わりではない。これは終わりの始まりですらない。しかし、あるいは、始まりの終わりかもしれない」と。この精神で皆さんに申し上げます。これは私たちの、障害を乗り越えるという目的の始まりなのだと。今年のテーマ・ソング「ウィ・アー・ザ・ワールド」が言うように、私たちが世界であり、私たちがこの世界に違いをもたらすのです。そこで皆さん、一つになって「一つの世界、一つの心」の意識を育み、今日、そして将来にわたり私たちの協会のより良き明日を築こうではありませんか。
妻のデニスと私は皆さんとの友情を大切にし、皆さんの信頼を得るべく努力し続けます。皆さんのご支援と皆さんに奉仕する偉大な栄誉に感謝致しております。